本がもっと好きになる!オススメの栞(しおり)・ブックマーク6選!

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皆さんは普段、本を読むときに“栞(しおり)”を使っていますか?

読書のこだわりは人それぞれですが、日頃から栞を使っていると愛着が湧いて、本がもっと好きになりますよね。

私はお気に入りの栞を使い始めてかれこれ10年近くも愛用していますが、長らく同じ栞を使い続けてきたために、他の栞に目を向けてきませんでした。

きっと栞もどんどん進化して、あっと驚くような使いやすいものや、オシャレで目を惹くものができているに違いない……!

そんな訳で今回は、ネットで評判になっている栞をリサーチして実際に使ってみました。

その中でも、私がオススメする6種類の栞・ブックマークの商品レビューをお届けします。

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Bar Bookshelff(バー ブックシェルフ)は上野にある本好きが集まる酒場!

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以前から気になっていた上野にあるBARに、先日ようやく訪問することができました。

お店の名前はBar Bookshelff(バー ブックシェルフ)。

その名の通り、店内にはマスターが集めた本が所狭しと並び、本好きのお客さんと本の話に明け暮れる、本に特化した酒場です。

1人で読書をするのもよし! 友人や恋人とお酒を楽しむのもよし!

お客さんみんな本が好きなので、ひとりで訪れても本の話に花が咲きますよ。

今回は、Bar Bookshelffの訪問リポートをお届けします。

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100万部超えのベストセラー待望の続編!辻村深月の「ツナグ 想い人の心得」

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この本のPOINT!

期待を裏切らない100万部超えのベストセラー待望の続編!

涙なしでは読み進められない!心に火が灯る感動作!

人を想う気持ちが温かい!記憶に残る救いの物語!

先日、何気なく本屋を覗いてみると、辻村深月さんの「ツナグ」の続編が並んでいて思わず声をあげて興奮してしまいました!

2019年は辻村深月さんのデビュー15周年を記念して、各出版社から続々と特別愛蔵版や新刊が刊行されています。

その中でも「ツナグ」は映画化もされたヒット作で、私も大好きな作品です!

100万部超えのベストセラーとなった前作を、本や映画で楽しんだ方も多いのではないでしょうか。

続編となる今作を早速読んでみると、心に火が灯るような温かいストーリーに胸を打たれ、涙なしには読み進めることができません!

今回は、辻村深月さんの「ツナグ 想い人の心得」のブックレビューをお届けします。
(※続編の書評のため前作のネタバレを若干含みます)

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ミステリーカフェ「謎屋珈琲店(文京根津店)」で謎解きしてきた!

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本格的な焙煎コーヒーミステリーを融合させた新しい形のカフェ「謎屋珈琲店」。

2015年2月に金沢で創業したミステリーカフェが、満を辞して2019年8月末に東京都文京区根津に2号店をオープンしました!

なんでも謎解きに挑戦できる「お客様への挑戦クイズ」なるものを用意しているとのこと。

更には、挑戦料を支払ってミステリー小説のような謎解きを体験できる「リドルカフェ」というサービスも……!

これはミステリーですね! 面白そう……!

気になりつつもなかなか訪問できずにいましたが、先日無理やり有給を取ってようやく念願を叶えることができました。

今回は「謎屋珈琲店(文京根津店)」の謎解き訪問レポートをお届けします。

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真保裕一の「ローカル線で行こう!」は読めば元気が出る痛快鉄道再生ストーリー!

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この本のPOINT!

読めば元気が出る痛快なお仕事&エンタメ小説!

年齢問わず働くすべての人にオススメしたい!

本来目指すべき“働き方改革”の本質が描かれる!

今回紹介する作品は、真保裕一(しんぽゆういち)さんの「ローカル線で行こう!」です。

この作品は、現在第4巻まで刊行される累計34万部超えの人気シリーズの第2弾!

先日、3巻目となる「遊園地に行こう!」が文庫となり早速読んだのですが、やはり「行こう!シリーズ」は「ローカル線で行こう!」が個人的には1番好き……!

鉄道経営や行政が絡む地域再生をコミカルなタッチで描いているため、難しいテーマにも関わらずエンタメ小説として楽しむことができます!

今回は、真保裕一さんの「ローカル線で行こう!」のブックレビューをお届けします。

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知念実希人の「ムゲンのi 」は予測不能で一気読み必須のミステリー超大作!

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この本のPOINT!

次々と巻き起こる怒涛の展開に息を飲む、予測不可能なミステリー超大作!

幻想的な世界に迷い込む!一気読み必須の迷宮ファンタジー!

家族の愛情が温かい!心を鷲掴みにされて盛大に泣ける!

今回紹介する知念実希人さんの「ムゲンのi」は、次々と巻き起こる怒涛の展開に息を飲む、愛情に溢れた幻想的なミステリー小説です。

私は普段、通勤電車の中で本を読むのですが、こんなにも泣き散らかしたのはいつぶりでしょうか……!?

自分の心の形を感じるほどに胸を鷲掴みにされ、「すごい作品に出会った」と、読み終わったあとに思わずため息をつきました。

一気読み必須の感動の結末をぜひ体験して欲しい作品です。

今回は、知念実希人さんの「ムゲンのi」のブックレビューをお届けします。

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成田名璃子の「グランドスカイ」はスキージャンプの崖っぷち青春グラフィティ!

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この本のPOINT!

「スキージャンプ」という題材の珍しさが興味をそそる!

仲間と共に成長するスポーツの素晴らしさに感動!

“日の丸飛行隊”の金メダリスト船木和喜さんも絶賛の青春グラフィティ!

今回紹介する作品は、成田名璃子さんの青春小説「グランドスカイ」です。

この作品の題材は、スポーツ小説としては珍しいスキージャンプのクラブチーム。

スキージャンプといえば、オリンピックの中継では観たことがあるけれど、日常生活では全く馴染みのないマイナースポーツのひとつです。

詳しいルールや競技の背景はあまり知られていませんが、大空を鳥のように飛ぶ姿はインパクト抜群!

そんな開放感あふれるスキージャンプの臨場感がダイレクトに味わえます。

長野オリンピック金メダリスト船木和喜さんも絶賛の、崖っぷちメダル争奪戦の青春ドラマ!

今回は、成田名璃子さんの「グランドスカイ」のブックレビューをお届けします。

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芦沢央の「カインは言わなかった」は芸術にすべてを捧げた男の激情を描く慟哭のミステリー!

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この本のPOINT!

人間が抱える“激情”について狂おしいほど綿密に描かれる!

他のミステリーとは一線を画する神秘的でおごそかな読後感!

物語を読んで最後に胸に残るのは、希望を感じる“スポットライトの光”!

今回紹介する作品は、芦沢央(あしざわよう)さんの「カインは言わなかった」です。

芸術を追い求め、すべてを懸けた男の孤独希望を綿密に描いたこの作品。

表現者が芸術を極めようとする静寂で狂気的な欲望は、戸惑うほどに読者を魅了します。

嫉妬、恐れ、恨みそして希望。
様々な感情が渦を巻き、通常のミステリーとは一線を画した神秘的な感動をもたらします。

己の限界を突破したいと願う者たちの情熱と渇望を描いた、長編ミステリー小説です。

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【ネタバレなし】道尾秀介の「いけない」は再読必須の体験型ミステリー!

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この本のPOINT!

ラスト1ページが暴き出す驚愕の真相に再読必須!

章末の写真を見て“謎”を解き明かす体験型ミステリー!

騙されては、いけない。けれど絶対、あなたも騙される!

今回紹介するのは、話題騒然のミステリー小説である道尾秀介さんの「いけない」です。

この作品は、4章からなる「◯◯してはいけない」が描かれた連作短編集。

どの章にも最後の1ページをめくると写真が描かれており、その写真の意味を理解した瞬間に物語がガラリと変わる驚愕のトリックが隠されています……!

写真を見ながら物語に隠された謎を解き明かしていく、今までになかった体験型ミステリーです。

最後の“真相”を知った時、ぞくりと鳥肌が立ちますよ……!

今回は道尾秀介さんの「いけない」のブックレビューをネタバレなしでお届けします。

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北川恵海の「ちょっと今から人生かえてくる」はスカッと爽快でしんみり泣ける人生応援ストーリー!

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この本のPOINT!

仕事に悩む人たちに勇気を与えるスカッと爽快な人生応援ストーリー!

親しみのある文章が読みやすく、しんみりと泣ける!

ブラック企業に勤めている方に読んでほしい!

今回紹介する作品は、北川恵海(きたがわえみ)さんの「ちょっと今から人生変えてくる」です。

この作品は2015年に刊行され映画化もされた「ちょっと今から仕事やめてくる」の続編となるアナザーサイドストーリー!
(※続編の書評のため前作のネタバレを若干含みます)

前作では、ブラック企業でこき使われて衰弱しきっていた隆(たかし)が、「ヤマモト」と名乗る男に助けられ人生を見つめ直していく話でした。

その続編となる今作の主人公は、なんと隆を追い詰めた張本人であるブラック企業の先輩である五十嵐(いがらし)です。

再び登場する「ヤマモト」との新しい物語と、前作では語られなかった裏エピソードが今、明らかに……!

今回は、北川恵海さんの「ちょっと今から人生変えてくる」のブックレビューをお届けします。

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帰ってきた傑作日常グルメミステリー!石持浅海の「Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス」

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今回紹介する作品は石持浅海さんの「Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス」です。

この作品は以前にもブログで紹介した「Rのつく月には気をつけよう」の続編となります。

sutekinayokan.hatenablog.com

世間話の中に隠れた何気ない謎を、予想を越える結末へと解き明かしていく傑作グルメミステリーは、2巻目となる今作も健在です。

私はこの作品が大好きで、続編が刊行されると聞いた時はとても嬉しくて興奮してしまいました!

今回は、石持浅海さんの「Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス」のブックレビューをお届けします。

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絵本作家“えがしらみちこ”が代表を務める静岡県三島市にある「えほんやさん」!

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先日、静岡県三島市にある「えほんやさん」に行ってきました。

このお店は絵本作家である“えがしらみちこ”さんが代表を務める絵本専門店。

えがしらさんといえば、先日私がブックレビューを書いた小手鞠るいさん作「まほうの絵本屋さん ようこそ海へ」の作画を担当した絵本作家です。

sutekinayokan.hatenablog.com

素敵な絵に心を奪われ、私はあっという間にファンになったのですが、たまたまTwitterでえがしらさんが代表を務めるお店が静岡県三島市にあることを知りました。

実は私、三島にはとっても縁があって何度も訪れている土地なのです。

そんな訳で先日さっそく訪問してきました!

今回は「えほんやさん」の訪問レポートをお届けします。

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