2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

六本木の新スポット!入場料を支払う本屋「文喫」に行ってきた!

六本木に「入場料を支払う本屋ができた」と聞いて気になっていました。 その名も「文喫(ぶんきつ)」。 漫画喫茶(通称“まんきつ”)の文芸書バージョンということでしょうか。 その気になる入場料ですが、なんと1,500円(税抜)とかなり強気! 単行本が…

村山由佳のデビュー作「天使の卵」は純愛小説の金字塔!

今回は、村山由佳さんのデビュー作「天使の卵(エンジェルス・エッグ)」を紹介します。 私が初めて読んだのは高校1年生の夏。 「おいしいコーヒーのいれ方シリーズ」にどっぷりハマった私は当時出版されていた村山由佳さんの作品を全て読みあさりました。 …

1000冊以上の本から選んだ感動して泣けるおすすめ小説12選!

今回は、今まで読んだ沢山の本の中から、心に残っている“私が泣いた本”を紹介します。 大人になってから実生活で泣くことはほとんどありませんが、だからこそ「本を読んで泣きたい」という欲求があり、私は日々“泣ける本”を探しています。 登場人物に共感し…

朱川湊人の「本日、サービスデー」は正直イマイチでした……!

今回紹介する朱川湊人(しゅかわみなと)さんの「本日、サービスデー」は、感想を先に述べてしまうと読後感が悪く私には合わない本でした。 その理由としては、短編集として作品同士の雰囲気のギャップが大きすぎるためです。 そのタイトルと装丁から読み口…

ちょっと一休みして笑いたい時に!ナンシー関の「記憶スケッチアカデミー」

今回は、今は亡き天才コラムニスト・ナンシー関さんの「記憶スケッチアカデミー」を紹介します。 “記憶スケッチ”とは提示されたお題を記憶のみに頼って描くこと。 「カエル」「パンダ」「カマキリ」などお題は一見簡単そうですが、「人間の記憶」の曖昧さが…

伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」は伏線回収が痛快な裏稼業コンビの物語!

今回紹介する本は、コミカルな会話と伏線回収が痛快な伊坂幸太郎さんの「残り全部バケーション」です。 この作品を読んで、伊坂さんは読者の期待を裏切らないと改めて認識させられました。 家族団欒の席で「実はお父さん、浮気をしていました」という1文か…

羽海野チカ「ハチミツとクローバー」のコミックス未収録話が電子書籍で配信中!

羽海野(うみの)チカさんの「ハチミツとクローバー(通称ハチクロ)」は、美術大学を舞台とした青春偶像劇で、未だにファンの多い作品です。 2000年に連載がスタートしたこの作品は、アニメ・映画・ドラマと幅広くメディア化もされ、長い間愛され続けて…