本がもっと好きになる!オススメの栞(しおり)・ブックマーク6選!

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皆さんは普段、本を読むときに“栞(しおり)”を使っていますか?

読書のこだわりは人それぞれですが、日頃から栞を使っていると愛着が湧いて、本がもっと好きになりますよね。

私はお気に入りの栞を使い始めてかれこれ10年近くも愛用していますが、長らく同じ栞を使い続けてきたために、他の栞に目を向けてきませんでした。

きっと栞もどんどん進化して、あっと驚くような使いやすいものや、オシャレで目を惹くものができているに違いない……!

そんな訳で今回は、ネットで評判になっている栞をリサーチして実際に使ってみました。

その中でも、私がオススメする6種類の栞・ブックマークの商品レビューをお届けします。

福井県鯖江市の眼鏡職人が手造りするセルロイド栞

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まず最初に紹介するのは、私が長らく愛用しているセルロイド製の“はさみ”をモチーフにした栞です。

この栞は福井県鯖江市の眼鏡職人が1つずつ手造りしています。

なんと言ってもこのレトロでモダンなデザインがお気に入り!

形は「はさみ(開)」の他にも、「はさみ(閉)」「めがね」「猫」などがあり、色も「白」「金魚」「べっ甲」の3色から選べます。

価格は税込1,100円です。

プレゼントにも最適な手造りで温かみのある栞!

私自身、この栞はプレゼントで戴いたものですが、気に入って8年も大切に使っています。

大量生産されたものではなく、職人が1つずつ手造りしたこの栞は温かみがあって、読書好きへの贈り物にも最適です!

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文庫本にちょうどいいサイズ感!

眼鏡や万年筆に使われるセルロイドという素材は、しなやかで手触りも良く、ただのプラスチックとは一線を画し、高級感があります。

セルロイドは劣化しやすいと聞きますが、実際に8年以上使った限りでは全く問題ありません!

私が個人的にとても気に入っている栞です。

現実と本を繋ぐ「物語の栞の物語」

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次に紹介する栞も、私が長い間(何年前か思い出せません。はさみの栞より長いかも?)愛用しているものです。

その名も「物語の栞の物語」

本の中からそのまま出てきたようなシリコーン製の真っ白な栞は、現実と物語の世界を繋ぎます。

面白いのは、ハシゴや鳥のシルエットが象られたデザインだけでなく、栞自体に物語が描かれているところ。

全部で3種類(はしご、鳥、人魚)があり、それぞれに物語がしたためられています。

価格は税込880円です。

シリコーン製のおしゃれでアートな栞

この栞は本に挟んだ時に、上部のモチーフ部分がはみ出します。

これを良しとするか否かで、使い勝手は人それぞれ評価が変わりそうです。

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カバンに入れて持ち歩く人は、はみ出た部分が邪魔に感じるかもしれません。
逆に、家で読むことがメインの人は、モチーフが目印となって使いやすいです。

私はまさに上記の理由で、家で使うことが多いですね。

ちなみにシリコーン製なので柔らかく丈夫で、本に挟んでも滑りにくい材質です。
水洗いもできるので、壊れたり汚れたりすることもなく、長く使えます。

描かれた物語が面白い、アーティスティックな栞です。

はさみ変え不要で画期的!「スワンタッチ」

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スワンタッチを知ったのはごく最近。
この記事を書くために集めた栞の1つですが、あまりの便利さに驚きました!

スワン型の栞の裏側には何度も剥がせる粘着テープが付いており、本の後ろ側に1度固定すると、はさみ変え不要でページを捲るたびに自動でブックマークしてくれます。

考えた人は天才でしょうか。
本当にびっくり! 目から鱗のアイディア商品とはこのことです。

しかも、価格は165円とお手頃!
下手したら送料の方が高くつきます。

実店舗ではLOFTにも置いてあるそうなので、見かけたら色違い(全5色あります)をスペア用に買っておいてもいいかも。

こういう栞を待っていました!

革命的な使用感だが、あと一歩で完璧……!

スワンタッチは革命的な栞です。

1度使ったところあまりの便利さに感動しました!

電車で急に混みだした時に、そのまま本を閉じることができるので便利です。

しかし、しばらく使っていると段々と粘着率が弱まってくるところが唯一の欠点ですね。

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裏の白い部分に粘着テープが付いており本に固定して使うのですが、数冊読んでいるとどうしても剥がれやすくなってしまいます。

また、本の紙質によっても相性があるようで、毛羽立ったような見返しにつけるとより一層剥がれやすくなるようです。

説明書を読むと「粘着率が弱まった際には市販のつけ剥がし自在の両面テープをご使用ください」とのこと。

テープを付け替えるのは面倒なので、そのタイミングで使わなくなる恐れがありますね。

また、当然のことですが、挟める幅に限界があるので分厚すぎる本には向いていません。

分厚い本は多く読まないので、厚さについてはさほど問題には感じませんが、粘着率の面はもっと改善ができたら更にいい商品になりそうです。

どうにか粘着しなくても固定できないものでしょうか……?

あと一歩……!
でもいい栞です!

インターネットでの買い物にご注意!

某インターネットサイトを見ていたら、スワンタッチが1枚9,982円で販売しているお店がありました。

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更に調べてみると、スワンタッチ25枚とあぶらとり紙のセットで11,204円で販売しているお店や(あぶらとり紙……?)、なんとスワンタッチ1枚21,600円で販売している超悪質なお店も……。

定価は1枚165円です。

皆さまお気をつけください……!

本から飛び出したような文字の栞「活字ブックマーカー」

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「活字ブックマーカー」も、今回初めて使った栞の1つです。

読書家の間では一時期話題となった為、ツイッターのタイムラインで流れてきたのがこの栞を知ったきっかけ。

ただの活字がデザインされているだけなのですが、なんだかとても目を引きますよね!

かわいいし、シャレてる!

公式サイト3枚以上購入すると送料無料キャンペーン中とのことで、つい3つ買ってしまいました。

「栞」と「本」は自分用に、「花」は知人にあげようと思います。
(名前が花ちゃんなので……!)

1枚税込770円、通常送料は250円です。

デザイン性も使い勝手も良いバランスの良い栞

「活字ブックマーカー」は、まさに活字が飛び出してきたような栞です。

手にした1番最初の印象は「思っていたより大きい」でした。

サイズは「H50mm×W46mm×D1mm 紐120mm」。
改めて見るといい大きさ! そして、思っていたよりもずっとかわいい!

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文庫本に挟みました。意外と大きい!

紐の色は「LIGHT BLUE」「GRAY」「YELLOW」「RED」「NAVY」の5色から自由に選べます。

材質はポリプロピレンで、食品保存用のタッパーを薄く伸ばしたような質感です。

ペラペラに薄いですが、硬くもあり、しなやかさもあり、どことなく高級感があります。

「活字ブックマーカー」はどちらかというと「見た目重視かな」と思っておりましたが、薄さとしなやかさが栞に適しており意外にも使いやすいです。

栞の素材が硬くて面が広すぎると、表紙の裏などに挟んだ時にページが捲りにくく邪魔になりますが、この栞は読書中も違和感がありません。

デザイン性もいいのでプレゼントにも喜ばれそう!

攻守ともにバランスが良く、気に入りました!

大変オススメのブックマーカーです。

https://kbm.official.ec/kbm.official.ec

CINQ(サンク)のステンレス製「めがねしおり」

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インターネットで栞を探していると、かわいいメガネ型の栞を見つけました。

今回の企画によって、もはや一生分の栞が家にありましたが、デザイン性に惹かれて購入することに……!

それが、CINQ DESIGNさんのステンレス製の「めがねしおり」です。

価格は税込715円+送料400円。

私は黒を購入しましたが、他にもゴールドとシルバーの色が選べます。

薄くて封筒にも余裕で入る大きさなので簡易包装で送ってくれても良さそうですが、しっかりとダンボールに梱包されて到着しました。

デザイン重視のオシャレなしおり!

早速「めがねしおり」を使ってみたところ、正直なところ使い勝手はあまりよくありませんでした。

というのも、ステンレスという素材の特性上、栞自体が硬くてあまり曲がりません。

そのため、読書中に表紙の裏などに栞を挟んでいると、角張ってしまい邪魔になります。

もう少し栞自体がしなやかだと本のカーブに沿って抵抗を感じないのですが、これはステンレスなのでどうしようもないですね。

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使い勝手はいまいちですが、かわいくてデザイン性はとても好みです。
丈夫で長く使えそうな点も良いですね。

読書中は栞を挟まない方や、デザイン重視の方にはオススメです!

絵本作家“えがしらみちこ”デザインの「クリア栞」

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最後に紹介するのは、絵本作家えがしらみちこさんが代表を務める“えほんやさん”で販売されている「クリア栞」です。

えがしらさんのかわいらしい絵が印刷された、樹脂製の透明なオリジナル栞!

「Books can take you places(本はあなたをいろいろな場所へつれていってくれる)」というメッセージが入っており、今にも本の世界に連れ立ってくれそうなデザインです。

サイズは53mm×138mm。

税込220円、送料は全国一律188円です。

可愛らしさ抜群で使いやすい!

この栞は今年の夏に三島にある「えほんやさん」を訪れた際に購入した栞です。

本の世界に飛んでいけるような可愛らしい絵がとても素敵!
まるで文字の上をふわりと旅しているようです。

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なかなかメルヘンチックなデザインではありますが、36歳の半分以上おっさんの私でも構わず電車の中で愛用しています。

えがしらさんの絵が好きなんですよね。

使っていると良さがわかりますが、栞の上部に切り込みが入っていて、読書中に表紙裏に挟める点が使いやすいです。

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強いて言うなら、文庫本にギリギリ収まるサイズなので、もう一回り小さくても良かったかも。

インターネットでも購入することができますので、えがしらさんファン必須アイテムです!

ehonyasan.shop-pro.jp

まとめ

今回は、私の愛用品やネットで評判になっている栞の中から、実際に私が使用してオススメできる6種類を紹介しました。

使いやすいもの、デザインがいいもの、愛着が湧くものなど様々ですが、今回紹介した栞はどれもオススメです!

久しぶりに沢山の栞を試してみましたが、それぞれに特徴があって進化もしていて、とても楽しいレビューとなりました。

特に「スワンタッチ」と「活字ブックマーカー」は個人的にとても気に入ったので、 今後も私の読書生活で活躍してくれそうです。

読書の相棒として、はたまた本好きの方への何気ないプレゼントに、皆さんもぜひ素敵な栞を探してみては如何でしょうか!?

お気に入りの栞と共に、素晴らしい読書生活をお過ごしください!