「御書印」第2次参加書店の店舗情報まとめ【東京近郊vol.2】

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本好きの間で話題の御書印は、書店員さんとの何気ない交流や、御書印に託された書店の歴史を垣間見ることができる、本が好きならハマること間違いなしのプロジェクト!

本の新しい楽しみ方を見出しています。

2020年3月に開始した当初は全国各地に46書店が参加していましたが、6月から新たに第2次参加書店を迎え合計137店舗となりました。

今後もどんどん参加書店は増えていくようで、ますます盛り上がりを見せています。

かくいう私も御書印巡りにハマっており、東京近郊の御書印は35種類を集め、ほぼ制覇しました!

今回は、御朱印集めの旅のお供に、東京近郊にある第2次参加書店の店舗情報と、私が集めた御書印をまとめて紹介します。

第1次参加書店の店舗情報と合わせてお楽しみください!

sutekinayokan.hatenablog.com

崇文堂書店(麻布十番)

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6月8日からの第2次スタートで一番初めに訪れたのは、麻布十番駅からほど近い「崇文堂書店」です。

創業は大正5年で、元々は神田で版元をしていましたが、80年くらい前に麻布十番へ書店として移転し、家族代々で経営をしています。

【営業時間】月-土10:00〜20:30、日・祝12:00〜20:00

【受付時間】12:00〜20:00

【定休日】なし

【住所】港区麻布十番1-11-11

【最寄駅】麻布十番駅

【HP】http://www.azabujuban.or.jp/shop/shop_list/life/193

緊急事態宣言が解除されて久しぶりの御書印巡り。

私は麻布十番には普段でも滅多に行かないので街の変化はわかりませんが、店主さんに新型コロナウイルスの影響を伺ってみると、客足が増えて大変だったそうです。

なんでも、外食や娯楽が制限され本への需要が増えたことに加え、アルバイトが接客業を恐れ急に辞めてしまったとのこと。

なるほど……、そんな影響もあるのですね。
しかしながら売上は減少していなさそうで何よりです。

御書印をお願いしたところ、初日だったので私が1番でした!

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そんな崇文堂書店の御書印は、イラストレーターの宇野亜喜良(うのあきら)さんが手がけるカエルのイラストに「麻布十番へようこそ」の文字。

「麻布十番へようこそ」とは、「崇文堂書店」が発刊する麻布十番グルメ情報誌です。

2020年に改訂版のvol.3が発刊予定だったそうですが、新型コロナウイルスの影響で見合わせ中とのこと。

現在2018年版のvol.2が刊行されていますが、麻布十番の名店情報がぎっしり詰まった隠れ名雑誌です。

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店内には作家のサインも飾ってありますが、某漫画家さんが足繁く通うお好み焼き屋も「麻布十番へようこそ」で紹介されているとか。

行ってみたいお店がちらほらあるので、コロナウイルスが落ち着いたら突撃してきます!

王様書房(祐天寺)

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東急東横線の祐天寺駅から1分ほどのところに店舗を構える「王様書房」。

東横線は、どことなくハイソな雰囲気が漂いますよね。
店名も“王様”だし、一体どんな本屋なのでしょう……!?

【営業時間】10:00〜25:00

【受付時間】11:00〜20:00

【定休日】元旦、2日

【住所】目黒区祐天寺2-12-19

【最寄駅】祐天寺駅

【HP】http://www.tokyo-shoten.or.jp/seinenbu/shop/tokyo/1896

お店に到着してみると貴族的な店名とは一転、親しみやすい街の本屋さんでした。
こういう書店は落ち着きます……!

御書印をお願いしたところ、こちらでも私が第1号とのことでした!

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御朱印のイラストは蒔絵師・沈金師(ちんきんし)である安西美行(あんざいよしゆき)さんが手がけています。

味のある素敵なイラストがとても良い感じ!
私はこの絵すごく好きです。

イラストの上に書かれる遠藤周作さんの「沈黙」は、お話好きの店主さんが大好きな一冊とのこと。

御書印の由来などを伺うと、店主さんが十数分かけてこの本のあらすじ見所だけでなく、本のタイトルの理由などをご説明してくださいました!

もはや読まずともなんとなくストーリーがわかりますが、大変素晴らしい内容に感銘を受けた次第です。

ちなみに大変熱くオススメ頂きましたのでもちろん買って帰ろうとしましたが、売り切れのため購入できませんでした。

きっとまたいつか買いに行きますから……!

とてもいい本屋さんで、楽しいひとときを過ごすことができました。
ありがとうございました!

秀文堂(方南町)

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「秀文堂」は丸ノ内線の方南町に店舗を構える書店です。

大半の方は「方南町……?」と場所がなかなか思い浮かばないと思いますが、新宿から少し西に行った中野坂上の近くにあります。

私は初めて訪れる駅でした。

【営業時間】10:00〜22:00

【受付時間】10:00〜20:00(日曜除く)

【定休日】無休

【住所】杉並区方南2-13-7

【最寄駅】方南町駅

【HP】http://www.tokyo-shoten.or.jp/seinenbu/shop/tokyo/2888

方南町駅2番出口を出てすぐのところに商店街があり、その一角に「秀文堂」はあります。

店内を少し眺めてみると、文庫本が出版社順ではなく作家順(出版社ごちゃ混ぜ)に並んでおり、とても見やすい……!

読者目線のとても素敵な街の本屋さんですね。

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御書印はサ◯リオに出てきそうなPOPでかわいいクマのイラストと「三方よし」のお言葉。

イラストは美術大学卒業の知人が手がけたとのこと。
お名前を聞かなかったのですが、もしかしてお店のアルバイトさんですかね……?

お店の先代はもともと天秤棒を担いでいた近江商人だったそうですが、「三方よし」とはその近江商人の経営哲学からきているそうです。

本は「買い手よし、売り手よし、世間よし」といって、買い手と売り手がともに満足し、また社会貢献もできる良い商売であるということ表しています。

こういったお店の歴史に触れることのできる御書印は、やはり面白いですね!

方南町は美味しそうなお店が何軒もあって目移りしましたが、コロナ自粛のため御書印だけして帰ることに……。

機会があれば、また立ち寄ってみたいです。

ジュンク堂書店池袋本店(池袋)

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池袋の東口を出て西武百貨店沿いに南に5分ほど進むと、左手に大きな「ジュンク堂書店池袋本店」のビルが現れます。

駅の改札口から歩くと結構距離を感じますが、やはりこれだけの大型書店にたどり着くと来たかいがあるなとしみじみ……。

地下1階から9階まで、ビル1棟が丸ごと書店!

それが「ジュンク堂書店池袋本店」です。

【営業時間】10:00〜22:00

【受付時間】10:00〜22:00(日曜除く)

【定休日】無休(営業時間変更あり)

【住所】豊島区南池袋2-15-5

【最寄駅】池袋駅

【HP】https://honto.jp/store/detail_1570019_14HB320.html

実は「ジュンク堂書店池袋本店」には初めて行ったのですが、こんなに大きいと思っておらずびっくり……!

さすが大型書店ということもあり、どこの本屋でも売切だった辻堂ゆめさんの「あの日の交換日記」も無事に買うことができました。

めちゃくちゃ良い本だったので強くオススメします!

ちなみに、新型コロナウイルスの影響で、営業時間が10時〜21時に変更となっています。

それに伴い、御書印の受付時間も21時までとなっておりますのでご注意ください。

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そんな「ジュンク堂書店池袋本店」の御書印は、江戸川乱歩の一節「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと」が書かれます。

「なにかと取り繕う現実世界こそ夢のようなまやかしで、無意識に見る夢の世界にこそ本当の姿が現る」という意味でしょうか。

現世の現実感のなさを見抜いた奥深い言葉ですね。

御書印は深いです……!

子供の本 青猫書房(赤羽)

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赤羽のアーケード商店街を抜けた先にある住宅街

その家と家の間にお店を構え、一見すると本屋に見えないのが、子供の本専門店「青猫書房」です。

【営業時間】4月~9月:11時~19時 、10月~3月:11時~18時

【受付時間】12:00〜17:00(火・土曜除く)

【定休日】火曜日

【住所】北区赤羽2-28-8

【最寄駅】赤羽駅

【HP】https://aoneko-shobou.jp

「青猫書房」の御書印は、お店のシンボルである“青猫”が描かれます。

この青猫はお店にとても縁があり、店名の由来にもなっているとのこと。

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なんでもお店のオープン準備中に、店舗の敷地に黒猫の子猫が母親とはぐれて落ちていたそうです。

それを拾ったのが店主さん。

黒毛の馬を「青毛(あおげ)」と呼びますが、その黒猫を見て「青猫(あおねこ)」という言葉が思い浮かんだそう……!

そこで店名を「青猫書房」にして、子供の本専門店のオープンに至りました。

ちなみに、今でもその時の黒猫は、店長さんのご自宅で元気に過ごしているそうです。

素敵なエピソードですね!

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店内は広々として開放的!
小さな子供でも手の届く低い本棚も並びます。

また、至るところに猫グッズが並んでいますので、訪問の際は探してみてくだい!

ブックスページワン(赤羽)

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「青猫書房」とは反対側の赤羽駅西口を出てすぐにあるイトーヨーカドー

「ブックスページワン」は、その6階に店舗を構えます。

【営業時間】10:00~21:00

【受付時間】10:00〜20:00

【定休日】無休

【住所】北区赤羽西1-7-1 イトーヨーカドー赤羽店6F

【最寄駅】赤羽駅

【HP】http://www.tokyo-shoten.or.jp/seinenbu/shop/tokyo/3600

東京都北区を中心にチェーン展開をしている「ブックスページワン」は、書店グループNET21の加盟書店です。

書店グループNET21は共通のポイントカードオススメ文庫フェアなどを共有して展開しているネットワーク。

御書印参加書店では、「往来堂書店」や「秀文堂」など数店舗が参加しています。

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御書印には、和辻哲郎さんの「古寺巡礼」の一節「友人とともに奈良付近の古寺を見物したときの印象記である」が書かれます。

お忙しそうで詳しくお話を伺えなかったのですが、店長さんの好きな本の一節とのこと。

一体どんな本なのでしょう……?
漠然としていながら、何故かすごく気になりますね。

Amazonのレビューを見ると評価がとても良いので、古寺にあまり興味はなくともますます気になってしまいました。

スタンプの犬の由来も聞きたかったですが、「古寺巡礼」が一体どんな作品なのか、また機会があればお話伺いたいです……!

チエノワブックストア(朝霞市)

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「チエノワブックストア」は、今回訪問した中で唯一埼玉県の書店です。

都外ですが、池袋から東武東上線で20分程度なのでアクセスは悪くありません!

朝霞駅に直結しているので雨の日でも行きやすい書店です。

【営業時間】月-金 7:00~22:00、土日祝日 8:00~22:00

【受付時間】12:00〜20:00

【定休日】元旦

【住所】埼玉県朝霞市本町2-13-1 EQUiA朝霞2F

【最寄駅】朝霞駅

【HP】https://www.chienowa-bs.com

「チエノワブックストア」の店内は様々な工夫が施されており、その視野の広さは見ていて飽きません!

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在宅ワーク支援グッズやブックミュニティとなる掲示板、さらには売上の一部を朝霞市へ寄付する制度もあり、色々なことにチャレンジしている書店だなという印象です。

店内を眺めているだけで「いい本屋だな」と伝わってきます。

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そんな「チエノワブックストア」の御書印は、国木田独歩の「武蔵野」の一節「武蔵野を除いて、日本にこのような処がどこにあるのか」が書かれます。

国木田独歩の御朱印といえば、吉祥寺の「ブックスルーエ」の「武蔵野を散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない」がありましたよね。

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実は、「チエノワブックストア」でも本当はこの言葉にしたかったそうですが、既に「ブックスルーエ」で採用されていた為に別の一節を選んだそう。

朝霞は武蔵野ではありませんが、フロント武蔵野として誇りに思っているそうです。

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ちなみにこの日、6月19日は太宰治の遺体が発見された桜桃忌(おうとうき)であった為、限定の御書印も戴きました。

太宰は愛人・山崎富栄(やまざきとみえ)と共に玉川上水(武蔵野)に入水自殺しましたが、その遺体が上がったのが6月19日です。

その日は太宰の誕生日でもあるのですが、太宰と親交があった直木賞作家である今官一(こんかんいち)が「桜桃忌」と名付け偲びました。

こちらも武蔵野と所縁のある御書印です。

啓文堂書店府中本店(府中)

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「京王線の代名詞」といっても過言ではないほど、京王線沿線を中心にチェーン展開している「啓文堂書店」。

私が住んでいる仙川駅にも、以前住んでいたつつじヶ丘駅や橋本駅にも駅直結で店舗を構えます。

そんな「啓文堂書店」の本店は、府中駅にあります。

【営業時間】平日・土 9:30~22:30、日祝 10:00~22:00

【受付時間】10:00〜17:00

【定休日】無休

【住所】府中市府中町1-2-1 ぷらりと1階

【最寄駅】府中駅

【HP】http://www.keibundo.co.jp/shop/post_32

もしかしたら私が今までの人生で一番多く通った本屋が「啓文堂書店」かもしれません。

なにせ京王線沿線に35年住んでおり近辺に必ず店舗があったので、もはや生活の一部です。
用がなくてもとりあえず寄るのが習慣でした。

そんな「啓文堂書店」の府中本店ですが、コロナウイルスの影響で当面の間は10時〜21時時短営業をしています。

御書印の受付時間は変わりませんが、17時までと割と早いのでご注意ください。

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御書印は、府中のシンボル大欅並木が歌われた高浜虚子の一句「秋風や欅のかげに五六人」が書かれます。

この欅は、源頼義・義家の親子が戦勝祈願をし、戦に勝利したお礼詣として千本も植えられました。

後に徳川家康も欅を寄進している、非常に歴史のある大欅並木です。

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啓文堂書店を出て正面が大欅並木なので、書店を訪れた際には大国魂神社まで散歩するのも気持ち良いですよ。

毎年ゴールデンウィークには「くらやみ祭」と呼ばれる例大祭が行われ、70万人の人出で溢れます。

今年は残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、来年は開催できるといいですね。

本とコーヒー tegamisha(調布)

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調布に本社を構える手紙社は新進気鋭の編集チーム。

現在、イベント・雑貨・カフェの3本を軸にお店などを運営しておりますが、「本とコーヒー tegamisha」は、京王線の柴崎駅に店舗を構えるブックカフェです。

「本とコーヒーtegamisha」の2階には「手紙舎 2nd STORY」という雑貨と喫茶のお店もあります。

【営業時間】10:00~21:00

【受付時間】水〜日曜 11:00〜20:00

【定休日】月・火、年末年始

【住所】調布市菊野台1-17-5 1階

【最寄駅】柴崎駅

【HP】https://tegamisha.com/books

私は独身時代につつじヶ丘駅に5年ほど住んでいたのですが、家から歩いてすぐのところに手紙社本店がありました。

その為、手紙社といえば昔から知っている非常に馴染みのあるお店です。

以前は、調布のパルコにもお店があったような気がしますが(イベント出店だったのかも?)、おしゃれで雰囲気のある雑貨屋&カフェレストランを数店舗運営しています。

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御書印は絵本作家である柴田ケイコさんの 「めがねこの冒険」の一節「疲れた時はスキップ、スキップ!」です。

実は絵本作家の柴田ケイコさんと手紙社には素敵な縁と歴史があり、何を隠そう柴田さんが初めて絵本を手掛けたのが手紙社から出版した「めがねこ」でした。

「めがねこ」は、ネコのめがね専門店にねずみ3兄弟が現れ、めがねを盗んで逃げようするところをあわてて捕まえて理由を聞くところから展開していくストーリーです。

その2作目となる「めがねこの冒険」が御書印の一節に使われています。

ネガティブな印象がある“めがね”を子供が嫌がらないように「めがねはかっこいいんだよ」というメッセージが込められています。

私も子供にお土産で買って帰りましたが、カラフルでとても素敵!
見ているだけで楽しくなりますが、ストーリーもいいですよ。

めがねを嫌がるお子さんがいましたら、「めがねこ」はオススメです!

絵本を通じてめがねの良さが伝えられるといいですね。

久美堂(町田)

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「久美堂(ひさみどう)」は町田を中心にチェーン展開している本屋さん。

何を隠そう私は25年以上町田に住んでいたことがあり最寄駅にも店舗があったので、「久美堂」には学生時代に良く行きました!

今回の御書印第2弾は馴染みのお店が多く参加しており、嬉しい限りです。

ちなみに久美堂には書店としては珍しいドライブスルーの店舗もあります。

【営業時間】10:00〜20:00

【受付時間】10:00〜17:00

【定休日】元旦

【住所】町田市原町田6-11-10

【最寄駅】町田駅

【HP】http://www.hisamido.co.jp/

「久美堂」の御書印がもらえるのは、町田駅本店のみです。
(町田駅の小田急百貨店8階にも店舗がありますが、こちらではありません)

本店は、小田急町田駅東口からすぐのところにあります。

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御書印には創業者が残した「人は いく久しく 美しくあれ」という言葉が綴られます。

人間も社会も宇宙に生きるすべての存在が常に久しく美しい関係でありたい。

もちろんお客様と店との関係も……という願いを込めて「久美堂」という店名がつけられたそうです。

素晴らしい経営理念ですね!

ちなみに町田駅は直木賞を受賞した三浦しをんさんの「まほろ駅前多田便利軒」のモデルとなった地です。

バスが来ない逸話や、まほろ市民はまほろ駅に行くことを「まほろに行く」と言うなど、町田市民にとって共感が深く思わず笑ってしまいます。

町田はラーメン激戦区でもあるので、ぜひ「久美堂」に寄った際は堪能してみてください!

私のオススメは「久美堂」の近くにある「ラーメンおやじ」です。

久しぶりに食べましたが、唯一無二のこってりとろーり味噌が最高でした!

よもぎBOOKS(三鷹)

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「よもぎBOOKS」は三鷹駅の南口から徒歩10分ほどのところにある「三鷹プラーザ」の2階に店舗を構える書店です。

絵本を中心に、普通の書店には置かれないような珍しい書籍も販売しています。

新型コロナウイルスの影響でしばらくは変則的な営業が続くそうなので、訪問前にお店のホームページで営業日を確認しましょう!

【営業時間】平日11時〜17時/土日祝12時〜18時

【受付時間】平日11時〜17時/土日祝12時〜18時

【定休日】不定休(週2回)

【住所】三鷹市下連雀4-15-33 三鷹プラーザ2F

【最寄駅】三鷹駅

【HP】https://yomogibooks.com/

「よもぎBOOKS」では新刊書の他に、古書も取り扱っています。

読まなくなった絵本の買取も行なっており、子供が大きくなって手放したい絵本があれば、1冊からでも売ることが可能です。

絵本屋さんに買い取ってもらえば、大切に取り扱ってくれそうでいいですね。

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御書印は「あなたの日常を支える一冊が見つかりますように」の言葉と共に、絵本作家の出口かずみさんの超可愛い猫のイラストが飾ります!

店主がお店を出す前から出口かずみさんのファンで、ハンカチやエコバックなど毎年オリジナルグッズを作っているとのこと。

出口かずみさんの絵本は読んだことがないのですが、買っていけばよかったな。
絵がめちゃカワなので、絵本は未読ですが好きになりそうな予感……!

今日は子供が選んだヨシタケシンスケさんの「もうぬげない」を買って帰り、御書印にもその日買った本を記録に書いてくださいました!

「もうぬげない」もかわいくて内容も面白く、とてもいい絵本でした!

ちゃんとオチがあるので、小学生くらいでも楽しく読めそう!

私は思わず笑ってしまいました。オススメです!

ブックス音羽(文京区護国寺)

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護国寺駅前にドンと社屋を構える日本を代表する出版社「講談社」

そのすぐ横に「ブックス音羽」はあります。

【営業時間】10:00〜20:00

【受付時間】10:00〜18:00(日曜除く)

【定休日】なし

【住所】文京区音羽2-11-21

【最寄駅】護国寺駅

【HP】なし

地図を見ると茗荷谷駅にある「てんしん書房」のすぐ近くですが、もし歩いて行く場合は「てんしん書房」を先に行く方がオススメ!

なぜなら、地図上ではわかりませんが、護国寺から茗荷谷に通じる道結構長い上り坂だからです。

茗荷谷から護国寺は下り坂なのでラクですが、護国寺から茗荷谷まで歩くとかなり大変なのでお気をつけください。

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「ブックス音羽」の御書印は、シェイクスピアの「輝くもの必ずしも金ならず」という一節。

お店の方の投票によって選んだとのことでした!

最初は気付きませんでしたが、良く見るとイラストは店名の「音」と「羽」が描かれていますね。

とても可愛らしい御書印です!

てんしん書房(文京区茗荷谷)

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てんしん書房には1度訪問したのですが、新型コロナウイルスのため臨時休業中で御朱印はもらえませんでした。

訪問前にお店のホームページをご確認ください!

【営業時間】10:00-20:00

【受付時間】10:00〜暗くなるまで(月曜除く)

【定休日】月曜日+不定休

【住所】文京区小石川5-20-7

【最寄駅】茗荷谷駅

【HP】http://tenshin-shobo.com

これまでは月曜定休でしたが、当面の間は月〜金の営業となるようです。

土日祝・店内換気できない雨天日休業になります。

護国寺にある「ブックス音羽」の近くですが、護国寺から茗荷谷に向かって歩くと長い上り坂なのでご注意ください。

一生堂書店(八王子館町)

「一生堂書店」は八王子の館町にありますが、交通の便が悪い場所にあります。

最寄駅から2km以上離れているため、歩くには遠く、バスなどもありません。

おそらく東京近郊でもっともハードルが高い書店だと思われますが、機会を見て訪問したいです。

【営業時間】10:00~20:00

【受付時間】月・木 10:00〜18:00

【定休日】無休

【住所】八王子市館町1097館ヶ丘団地2-6-1

【最寄駅】狭間駅(2.2km)

【HP】なし

ちなみにですが、御書印の受付は月曜日木曜日10時〜18時までと、更にハードルが上がります。

会社を休んで行くしかないですね!

チェッコリ(神保町)

チェッコリは神保町にある韓国専門のブックカフェです。

私はまだ訪問できていませんが、新型コロナウイルスの影響で営業時間が変更になっています。

訪問の際はホームページをチェックしましょう!

【営業時間】12:00~20:00

【受付時間】火〜金 12:00〜20:00、土日祝 11:00〜19:00

【定休日】日・月

【住所】千代田区神田神保町1-7-3 三光堂ビル3階

【最寄駅】神保町駅

【HP】http://www.chekccori.tokyo/

まとめ

今回は、東京近郊にある御書印第2次参加書店の店舗情報をまとめました。

どの書店も特色があって、やはり御書印巡りはとても楽しいです!

新型コロナウイルスの影響で臨時休業されている店舗もあり、なかなかスムーズにいきませんが、今までで合計35種類の御書印を集めることができました。

これからも街の動向を見ながら、安全に御書印巡りをしていきたいです。

遠方の書店にも行ける日を夢見ています。
(特に三島のえほんやさんには早く行きたい……!)

東京近郊第1次参加書店の店舗情報も合わせてどうぞ!

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