西野亮廣の「新・魔法のコンパス」を読んで自分の人生を考えた!

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今回紹介する作品は、お笑い芸人から絵本作家に転身を果たしたことで有名な、キングコング西野亮廣(にしのあきひろ)さんの「新・魔法のコンパス」です。

この作品は3年前に刊行された「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」の文庫版として、令和元年の5月に店頭に並びました。

しかし、この3年間で時代は大きく変わり、内容を“焼き直す”だけでは到底間に合わない……ということで、本書は内容をまるごと書き直した全く新しい1冊となっています。

「お金」「広告」「ファン」という3つの柱で構成された世の中の普遍的なルールについて書かれており、夢に向かって歩く人の道しるべとなるような作品です。

かくいう私も夢に向かって歩いている最中で、当ブログ「ホンダナ!」を運営しておりますが、今回の記事でようやく50記事目となりました!

節目となる今回は、今までと少し趣向を変えて「新・魔法のコンパス」を読んだ感想を交えながら、自己紹介では書ききれなかった私の半生と、今後の展望についてお届けします。

夢を追いかけている人がしなやかに時代を歩く為の羅針盤

「新・魔法のコンパス」は、目まぐるしく変わる現代社会をしなやかに歩く為の道しるべとなる指南書です。

学校では教えてくれない「お金の稼ぎ方」「広告の出し方」「ファンの増やし方」について、西野さんがフランクに語りかけてくれます。

私はなんの期待もなく読み始めたのですが、良い意味で予想を裏切られました……!

この作品は、学者や評論家が書いたビジネス書とはかなり趣が異なります。

人によっては“上から目線”にも感じるような軽い語り口で書かれていますが、西野さんの話は的を得ていてワクワクとして、私の胸に刺さりました。

特に「本業を収入源にするな!」という西野さんの考え方には共感を覚えます。

挑戦を続けるために「お金の問題」は常に解決し続けなくてはなりませんが、「本業を収入源にしない」という発想はまさに目からウロコが落ちるよう!

その理由はぜひ本書を読んで確かめてみてください。

ニュースになることが最大の広告!

私がこの本を読んだのは会社の上司に勧められたことがきっかけで、西野さんのファンであった訳ではありません。

むしろ、今まで西野さんのことを得体の知れない人のように思っていました。

そもそも私は、お笑い芸人として活躍していた頃の西野さんを知りません。

幼い頃からテレビを見ずに育ち(一人暮らしをしていた5年間はテレビすら持っておらず……)、芸能人をほとんど知らずに過ごしてきました。

満員電車の乗客全員が芸能人でも、大半気付かないかもしれません……!?

その為、私は西野さんをテレビで見たことが一度もなく、存在を知ったきっかけは「えんとつ町のプペル」という絵本と出会ったからです。

今でも我が家にその絵本がありますが、とてもお笑い芸人が書いたとは思えないクオリティに驚きました!

しかも出版後大ヒットして間もなく、インターネットで全ページ無料で公開してしまったことには更に驚かされたものです。

「お笑い芸人が絵本作家に転身した」「その絵本が大ヒットしたあと、無料でネットに公開した」という話は当時ニュースになりました。

テレビを全く見ない私でさえ知ることになったのですから、その広告効果は絶大なものです。

一方、何故かその当事者である西野さんは世間から叩かれていたように思います。

「お笑い芸人のくせに」「炎上商法だ」「斜に構えて世の中をナメている」などなど、なかなかの嫌われぶりでした。

しかし、いつの間にか西野さんは人気者になっています。

それがもっとも顕著に現れているのが、彼が運営する月額1,000円のコミュニティ「西野亮廣エンタメ研究所」です。

自分をブランド化してファンを作る!

「西野亮廣エンタメ研究所」の会員数は、今や国内にある全てのオンラインサロンの中でも最大の23,000人に達するほど……!

そのコミュニティの会費だけで毎月2,300万円も稼ぎ出すしたたかさを、本書を読んで目の当たりにしました。

また、お笑い芸人としてひな壇に上がる仕事をやめたことや、「えんとつ町のプペル」を無料で公開した理由にも触れられており、結果を出し続けている今聞かされると「納得!」の一言。

「新・魔法のコンパス」は、夢を追いかけている人、副業を考えている人、人生を変えたいと思っている人にオススメの作品です。

西野さんを批判する人は絶えず存在しますが、私は本書を読んでちょっと……どころかだいぶファンになりました!

副収入を目指して駆け抜けた1年半

私は会社員で普段は繊維業界の営業として働いておりますが、2018年の1月から副収入を目指しブログを書くようになりました。

そのきっかけとなった出来事は現在2才半になる子供の存在です。

我が家では夫婦共働きのため、毎朝私が保育園に子供を送り、帰りは妻が迎えにいく生活サイクルを送っています。

ちなみに、毎朝の朝食と週末の3食は私が作り、掃除、洗濯、アイロン掛け、買い物、そして育児と結構忙しい……!

そんな中、2018年のお正月休みが明けて保育園に送りに行った際、子供に激しく泣かれるという出来事がありました。

1才から保育園に預けているため、普段慣れたように見えても寂しさが募っていたようです。

保育園の先生が手に負えないほど泣かれました。

ブログで収益化の仕組みを作ることを決意!

子供に泣かれながらも、私1人の給料では心許なく、共働きでしか生活を維持できるようには思えず、初めは「仕方がない」と思っていました。

しかし、そんな涙の送迎が思いも寄らず1週間も続き、「本当に仕方がないことなのか?」と段々と考えが変わり始めます。

そして、もっと子供と一緒にいる「時間」を作るために、せめて妻が働かなくてもいい副収入を得られないものかと模索して、アフィリエイトにたどり着きました。

アフィリエイトというのは成功報酬型の広告のこと。
簡単にいうと、私のブログで紹介した本が売れれば私に紹介料がもらえるというもの。

「ブログで収益化の仕組みを作るぞ!」と意気込んで黙々と作業を始めましたが、これが簡単そうに見えてとても難しいのです。

長らくブログを書き続けておりますが、収益化という面ではまだまだこれからで、現時点では月に1回安い居酒屋でなら飲みに行けるかどうかといった程度。

しかし、何もなかったところからたとえお小遣い程度でも収益が発生することは、今までにできなかった労働以外で収入を得た経験です。

好きな本を紹介すること自体も楽しく、本が好きな人と知り合えるきっかけにもなっているのは非常に嬉しいところ!

自分の人生を切り開いているような気持ちにもなります。

サークル活動への憧れと想い

ところで、私は大学1年生の頃にアカペラサークルを大学に創設したことがあります。

2002年に始めたそのサークルは18年目を迎えた今でも続いており、大学で1番大きなサークルにまでなりました。

今でも後輩たちが活躍しており、ハモネプに出演したことも……!

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アカペラサークルを大学に設立した当時、1人でポスターを作り勧誘活動をしていたのですが、何度もポスターを剥がされる妨害に合いました。

学校の掲示板に無許可で貼っていたことが原因かと思い、学生課に相談し掲載許可のハンコも貰いましたが何度貼っても剥がされます。

何かに挑戦しようとするときは、それを面白くないとする者に必ず干渉されるものです。

紆余曲折ありましたが、最初に集まったメンバーは大学も年齢もバラバラのわずか7名で、中には社会人や女子高生までいました。

私が卒業する頃には後輩が増え30人程度のサークルになり、昭和記念公園や舞浜のイクスピアリのクリスマスツリー点灯式のイベントで歌うなど、外部でのライブ活動もするようになります。

今ではアカペラから離れてしばらく経ちますが、つい先日、新入生主催のライブがあり久しぶりにサークルを訪ねました。

お互いの縁と縁がつながりあって、本来知り合えなかった人(しかも18歳も年下の後輩たち!)と仲間になっているこの事実はとても素敵なこと……!

サークルで出会った友人とは今でも仲が良く、たまに会っては飲みにいく生涯の仲間です。

読書好きを集めたサークル活動をしたい!

最近、よく考えるのは「読書サークルを作りたい」ということです。

特定の本が好きな人と集まって読書会をしたり、好きな本を紹介しあったり、好きな作家さんを褒めちぎったりする集まりをしてみたい。

オンライン上でもいいし、実際に会ってお酒を飲みながらなんていうのも楽しそう!

アカペラサークルを創設した経験を活かして、読書好きを集めたサークルをいつか作りたいと考えています。

仕事以外の繋がりで通じ合える本が好きな仲間が欲しいです。

その為にも、沢山の人にこのブログを知って頂けるように日々更新を続けていきますので、今後とも「ホンダナ!」を宜しくお願い致します。

Twitterやはてなブログのフォローをして頂けますと嬉しいです!

 
今回書いたこと以外の私のプロフィールの詳細は、下記のリンクをご参照ください!

sutekinayokan.hatenablog.com

まとめ

「新・魔法のコンパス」は、目まぐるしく変わる現代社会において、様々な選択肢の中から人生を豊かにする行き先を指し示してくれる羅針盤のような作品です。

この本を読むと「今日から何かやってみよう!」という活力がみなぎります。

自分で切り開いた道の先で、いつか西野さんと会って話をしてみたい……!
そう考えると読み終わった時にワクワクしました!

「魔法のコンパス」を手に、まだ見ぬ明日を突き進みます!